柬蒲塞

  • 2003.11.28 Friday
  • 23:19
カンボジアってすごい宛字だなぁなどと、ATOKの底力をみる思いで感心する今日この頃、連休と何日かを合わせて事務所旅行でカンボジアに行ってきた。政情は現在そこそこ安定しているらしいが、とにかく危ないという情報だけがどんどん入ってきていて、本当にアタシ生きて帰ってこられるのかしらと不安にならないこともなかったが、まぁ終わってみれば別段の負傷もなく、強いて言えば若干お腹がゆるい程度で無事の帰国。それもおそらくは動き過ぎ及び食べ過ぎが原因かと思われ、もやしっ子やるせなし。てなわけでまずはのんびり疲労回復でも。と思いきや戻れば激務が待ちかまえていたという、なんとも慌ただしい11月の終わりである。

並んでいる図

アンコール・ワットの遺跡群を2日かけて巡ったわけだが、あれはつくづく体力勝負だ。まずべらぼうに暑い。長袖でも半袖でも大差ないくらい暑い。気が付いたらトップスが腕に至るまで汗でべったりと身体に張り付いているくらい暑い。丸焼きにされる豚の気持ちが分かるくらい暑い。そんな中でハイキングというよりは登山に近いような、急勾配でろくに道もない山を延々30分以上も登ったり、観光客でごった返す道の遙か彼方に見える塔を目指して牛歩の行進をしたり、70度の傾斜で、半分以上角が取れた階段を這い上がったり。なんなんですか、私は観光をしにきたのですか。それともアスレチックにでも参加しているのですか。そういった自問自答も暑さでやられた頭では一向に解決が得られず、気が付いたら同じことの繰り返し。旅先では普段以上に動き回るのが常とはいえ、これは動きすぎだ。何の罰ゲームだ。価値があるから頑張る気も起きるが、同じことを東京でやれと言われたら絶対にやらないと断言できる。

よくあるアンコールワットの遠景

さて、過酷ではあるにせよ、遺跡はすごかった。ただアンコール・ワットアンコール・トムに関しては目の当たりにしてもイマイチ実感が沸かない。写真で見過ぎているせいかもしれないな。あとあまりに足下が悪いのでぼーっと壁画を見ていると転ぶ。その辺の兼ね合いが非常に難しい。更に、自分のペースで見たいけれども、ガイドさんは説明に必死だし、周りもぐるりと他の観光客に囲まれていて色んな訛の日本語、中国語、英語、ドイツ語、フランス語等が混ざって聞こえてくるので、落ち着いて鑑賞したり感慨にふける暇はなかった。2日目のバンテアイ・スレイというところは、彫りが深い壁画がたくさん綺麗に残っていて、朝方だったので人も少なく、これはよかった。クパルスピアンは、死ぬ思いで登ったわりにはなんてことなかった。タ・プロムは自然の力ってすごいと思った。木に覆われて顔しか見えなくなっちゃってる踊り子像が寂しげであった。

馬がリアル

ホテルはラッフルズだけあってサービスが大層よく、ご満悦。今まで良いホテルに泊まったことはそう多くないけれど、総じてアジア圏の高級リゾートホテルの雰囲気は温かくて良いと思う。もうちょっとホテルでゆっくりする時間があったらスパも試したかったけど、日々の強行軍で肉体的にそんな余裕はなく残念。でも幸い日に数回一人でぶらつく時間はあったため、少しだけ探検。ビジネスセンターの受付嬢やハウスキーピングのお兄ちゃんと仲良くなって色々な話をした。クメール語の挨拶をいくつか教えてもらい、発音で花丸をもらってちょっと得意になってみる。客室係のマネージャーらしき人が熊川哲也そっくりだった。

旅のお供

今度はもっと人の少ないときに、一週間くらい時間をかけて行けたらいいものだと思うが、実際はオンシーズンのアンコール・ワットに人がいないなんてことはないわけで、叶わぬ夢である模様。次に行けたら、きっとタ・プロムなんかは更にもりもり樹が育ってまた違った風情を醸しだしているんだろうなぁ。
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM